人気薄でも高齢馬をチェック

「高齢馬が強い」
最近のGIは、高齢馬が活躍する傾向がある。

2010年の天皇賞(秋)に自身の初GI勝利を収めたカンパニーや、2010年・2011年の高松宮記念を8歳で連覇したキンシャサノキセキがいい例である。

中でも、スプリンターズステークスは以前からその傾向が顕著なレースである。

先のキンシャサノキセキは、2010年の同レースも7歳で3着している。

スプリンターズステークスにおいて、高齢馬が好走する傾向が見られ始めたのは、2000年がきっかけになっている。

それまで、同レースは12月の有馬記念の前に組まれていたが、この年、9月末~10月初の時期に移動された。

まだ暑さが残るこの時期に移ったことによって、各馬の調整が難しくなり、経験豊富な古馬に有利なレースになった可能性は否定できないだろう。

2000年の同レースを勝ったのは7歳馬のダイタクヤマトで、出走馬16頭中最低人気の単勝257.5倍という馬だった。

それまで重賞勝ちもなかった同馬の勝利を予想するのは、至難の業と言わざるをえない。

ただし、ダイタクヤマトが勝った年の2・3着は、それぞれ1番人気アグネスワールドと2番人気ブラックホークなので、当時、3連複があれば高配当をとれたかもしれない。

3連単ならとてつもない配当になっただろう。

ダイタクヤマトは、翌年の同レースもタイム差なしの3着しており、この結果がフロックでないことを証明している。

人気薄でも高齢馬の激走を今後も警戒したい。

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