香港馬が有利?

「香港馬が強い」
スプリンターズステークスの大きな特徴のひとつに、安田記念と並んで香港馬が強いという点がある。

12月の国際GI「香港スプリント」に出走した日本馬は、過去10年で[0-0-0-12]と入着もない。

この結果が示すとおり、日本のスプリント界が実力的に低迷しているのは、つとに知られるところだ。

そうした傾向が、香港馬の強さを際立たせてしまうことになっているのだろう。

過去10年で、香港馬は同レースを3勝している。

外国馬の出走数がのべ12頭なので、そのうちの25%が勝ち馬ということになり、大変な好成績といえる。

勝った馬のうち、2005年のサイレントウィットネスと2006年のテイクオーバーターゲットは1番人気だったので、香港馬の1番人気馬は信頼できるといえそうだ。

ただし、2010年の1番人気グリーンバーディーは7着に敗れているので、過信はできない。

この年に勝ったのも香港馬のウルトラファンタジーだったが、同馬は香港でグリーンバーディーに先着したことがあり、格を重視するあまり、実力よりも低く見られていた可能性がある。

香港馬が好走するパターンは、逃げ・先行を図り、そのまま完封してしまうパターンだ。

例えば、2010年のウルトラファンタジーは、前後半が33.3-34.1で走っており、人気薄な分、やや楽に先行できた感はあるが、後半もしっかり伸びている。

香港馬は上がりの速い競馬や、スピード決着のレースにも強い。

先行力のある馬には、人気薄でもつねに注意が必要だ。

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